近年、梅毒の報告数増加に伴い、妊婦梅毒及び先天梅毒の年間報告数が増加しております。
梅毒は性的接触があれば、誰でも感染する可能性があります。産婦人科で行う妊婦健診では、梅毒をはじめとした感染症の検査を行います。検査のことや不安なことは主治医や助産師等にご確認ください。
○先天梅毒とは?
梅毒にかかった母親から、おなかの中の赤ちゃんに感染することで起こります。出生時は無症状のこともありますが、生後数か月以内に発疹や骨の異常が出ることもあります。早い段階で感染が分かれば、早期治療により赤ちゃんへの感染リスクを下げることができます。